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龟甲万株式会社机能性食品的研究与开发
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新カンキツ類の開発
カンキツ類は、結実までに長年を要し、また、花粉ができなかったり不稔性の品種が多く、従来の育種改良法には限界がありました。そのため細胞融合による育種が期待されてきました。 細胞融合を行うには、植物細胞の細胞壁を取り除き、プロトプラスト化することが必要です。当社は、しょうゆ麹菌が植物細胞壁を溶解するという酵素を生産することを見出し、この酵素を用いたプロトプラスト調製法を開発しました。そしてこの技術をカンキツ類の育種に応用し、農林水産省果樹試験場との共同研究によって、オレンジとカラタチの細胞融合雑種(オレタチ)の作成に成功しました1,2)。 オレタチで確立された方法は、不稔性品種のネーブルオレンジと温州ミカンなどの細胞融合に応用され、両親の特徴を合わせもった雑種が得られました(図1、2)。これら4倍体雑種は皮が厚くなるなどの問題がありましたが、花粉の稔性が回復することが確認され、これを2倍体品種と交配することによって3倍体の雑種が得られました。3倍体は種無し(無核)となるため、優良品種となることが期待されます。これまでに得られたカンキツ雑種の特性や、果実の生理活性成分の分析も進んでおり、生食用、加工用としての利用の他、機能性食品の原料としての可能性も検討しています。
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図1.細胞融合雑種 | |
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図2.細胞融合雑種と両親の果実の比較3) |
A:ネーブルオレンジ(N),シュウブル(H),温州ミカン(S).B:ネーブルオレンジ(N),グレーブル(H),グレープフルーツ(G).C:ネーブルオレンジ(N),マーブル(H),マーコット(M).D:ネーブルオレンジ(N),ユーブル(H),ユズ(Y). | | |
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《引用文献》 |
1) |
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大河原敏文:柑橘類, 植物遺伝子工学と育種技術, 山口彦之(監修), シーエムシー出版p.184-188(2002) |
2) |
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Ohgawara, T. et al. :Somatic hybridization between Citrus sinensis and Poncirus trifoliata, Biotechnology in Agriculture and Forestry, Vol. 27, Y. P. S. Bajaj (ed.), Springer-Verlag Berlin Heidelberg, p.439-454 (1994) |
3) |
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小林省藏ほか:カンキツ体細胞雑種の果実形質および花粉稔性, 園芸学会雑誌, 64, 283-289(1995) | | 上一页 [1] [2] [3] [4] [5] 尾页
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